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旅の終わり - 青春18きっぷの旅 最終日 -

昨日は滋賀県を巡り、そのまま新快速で京都に移動して駅のホテルに泊まった。

早いものであっという間に時間が過ぎた。そろそろ現実に戻らないと、二度と現実に復帰できない気がするので帰ることにする。

京都といえば、と考えて思いつくのが「金閣寺」「銀閣寺」「清水寺」の3つだった。せっかく京都に来たのだから、そこを見ていかない手はないので、市バス一日乗車券を買い、周遊する。京都のバス一日乗車券は磁気カード式だったが、表紙の子がとても可愛いなと思った。

まず、地図的に一番遠い鹿苑寺(金閣寺)に向かった。昨日まで北陸に居たので雪ばかりを見ていた気がするが、今日は天気はそこそこ良く、青空が見えていた。

きれいな金色の建物と、水に写って反射する建物。そして青い空のコントラストが凄い良い。日本人の自分ですらこんなに感動するのだから、そりゃ海外からの観光客も絶えないのは理解できる。人が超多い。そして人混みがあまり好きではない自分は写真を撮ったらすぐに次の目的地である銀閣寺に移動した。


慈照寺(銀閣寺)に着いたのは昼過ぎだった。金閣寺に比べて人は圧倒的に少ない。(そして「銀閣」と呼ばれる建物がどれなのか最初わからなかった。)金閣はきらびやかで自己主張が激しい建物だが、こちらは侘び寂びというか、落ち着きのある雰囲気で、静かに語りかけてくるものがある気がする。あと、庭園がとても綺麗だった。

銀閣寺では展望台的な場所に登ったり移動が多く疲れたので、抹茶をいただきながら休憩することにした。抹茶を頂く機会はそれほど多くないので、作法とかわからないけど大丈夫だろうかと心配していたが、店員さんは品物だけ提供したら去っていったので、それっぽく飲んで味わって席を立った。


最後に着いたのが清水寺だ。清水寺はバス停から歩いて10分ほど登っていった先にあるため、かなり歩き続けていた足にはくるものがあった。先にここから回るべきだったかとちょっと後悔。 清水寺では何やら大規模な改修工事の期間だったらしく、色々なところで工事が行われていた。清水寺では今年の漢字の展示もされていて、ああそんなのもあったなぁと思いながら見て回った。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで、という言葉があるが、自分には絶対無理だなぁと写真撮りながら考えていたが、調べてみると生存率85%程という。どういうことだよおい…。

色々見て回ったあと音羽の瀧と呼ばれる3つの滝があった。恋愛運、金運などが祈ると叶うと書いてあったが、なんか前来た時は1本につきそれぞれ意味があったような気がしないでもない。解釈が変わったのだろうか、それとも人が多すぎてどれかに殺到するからやめたのだろうか。


そんなこんなで自分の青春18きっぷの旅は終わった。色々好き勝手に見て回って、色んなモノを食べて、色んな写真を撮った旅だった。日常を忘れてのんびりと旅に出るのも良いなと思った。

次の春にもまた青春18きっぷの旅をしたいなと考えている。それまでに体力づくりしなきゃなぁ。